『小説すばる』「新刊を読む」で取り上げた本のリスト

小説すばる』にて、2018年4月号からやらせていただいていた「新刊を読む」という書評連載が2020年3月号で終了しました。2年間、ありがとうございました。
仕事のリストというものをこれまでまったく作ってこなかったのですけれど、散逸するばかりなので、取り上げた本の一覧を残しておくことにしました。栗原の担当はノンフィクションの新刊でした。ご参考になれば幸いです。

 

  1. トム・ウェインライト『ハッパノミクス』千葉敏生訳、みすず書房
  2. ブラッド・トリンスキー&アラン・ディ・ペルナ『エレクトリック・ギター革命史』石川千晶訳、リットーミュージック
  3. 須田泰成『蘇るサバ缶 震災と希望と人情商店街』廣済堂出版
  4. オリヴィア・コスキー&ジェイナ・グルセヴィッチ『太陽系観光旅行読本』露久保由美子訳、原書房
  5. 野嶋剛『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』小学館
  6. コーディー・キャシディー&ポール・ドハティー『とんでもない死に方の科学』梶山あゆみ訳、河出書房新社
  7. プラド夏樹『フランス人の性 なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか』光文社新書
  8. 篠田航一『ヒトラーとUFO』平凡社新書
  9. かげはら史帆『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』柏書房
  10. 鈴木智彦『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』小学館
  11. ピーター・ゴドフリー=スミス『タコの心身問題』夏目大訳、みすず書房
  12. 近代食文化研究会『お好み焼きの物語』新紀元社
  13. ハンス・ロスリング他『ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』上杉周作&関美和訳、日経BP
  14. とみさわ昭仁『レコード越しの戦後史 歌謡曲でたどる戦後日本の精神史』Pヴァイン
  15. 安東量子『海を撃つ 福島・広島・ベラルーシにて』みすず書房
  16. 打越正行『ヤンキーと地元』筑摩書房
  17. 内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』文藝春秋
  18. 山崎ナオコーラ『ブスの自信の持ち方』誠文堂新光社
  19. 宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』新潮新書
  20. カーク・ウォレス・ジョンソン『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件 なぜ美しい羽は狙われたのか』矢野真千子訳、化学同人
  21. 三崎律日『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』KADOKAWA
  22. ソフィー・ハウザー&アンドレア・ゴンザレス『ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話』堀越英美訳、Pヴァイン
  23. 荒木博行『世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由』日経BP
  24. 岡奈津子『〈賄賂〉のある暮らし 市場経済化後のカザフスタン白水社